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ToppingのTP-30 Mk2を入手した際に一度手放したNFJ/FX-AUDIOのFX202Jを再び購入しました。

こちらは最終ロットなので、当時の自分が持っていた202Jとは多少音が違うとは思いますが、あの懐かしい音です。

せっかくなので、改めて現在のメイン機 FX502SProと比較してみました。

頭に残っていた印象通り、FX202Jの音はアナログ的でとても聞きやすいです。
ハイファイ調ではありませんが、どんなソースでも、優しい音で再生してくれます。
逆に言えば、音のエッジが不明瞭、低音が不足気味とも言えますが、特に女性ボーカルや弦楽器の透明感は、他のデジタルアンプにはない雰囲気があり、代えがたい魅力があります。

なお、FX202Jは現在入手できませんが、同じTA2020-020を利用したFX-2020Aであればまだ入手可能です。

一方のFX502SProは、良くも悪くもオペアンプが音作りに大きく影響しますが、ダイナミックレンジはFX202Jよりも広く、明瞭かつ快活な音を聞かせてくれます。

ちなみに、FX502J-SのオペアンプをNJM2114へ交換すると、FX202Jに不足気味な低域を補いつつ、ボーカル周りの表現力もかなり近い印象になりますので、トライパス好きな方にもお勧めですよ。