NFJさんからFX-50の第2ロットがでたので、買ってみました。
通称「肉アンプ」から肉の表記が消えたアンプです。
値段は1,000円上がりましたが、肉なしなので満足です(笑)

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ご覧のように、電源スイッチはFX502S PRO(502J-S)と同じ電子式。
電源用の赤色LEDに加え、ボリュームノブのバックに青色LEDが付くタイプです。
ギャングエラー等もほぼなく、外観上の品質に問題はありません。
アダプタは24V4Aを使用して、試聴してみました。

さて、肝心の音ですが、個人的には悩ましい結果でした。
というのも、S.M.S.LのSA-36A Pro (2015)モデルを持っておりまして、使ってるICがTDA7492EとTDA7492PEという兄弟アンプということもあり、かなり近い音なんですよね…。
噂ではSA-50とほぼ同じ回路ということなので、S.M.S.Lと似るのは致し方ないのかもしれません。
(するとFX202Aもほぼ同じかな?)

FX-50はオペアンプは使用していませんが、ゲイン設定によりインピーダンスが変わるため、多少のチューニングが可能です。
私の環境ではデフォルトのゲイン設定だと低音域がやや煩く感じたのですが、26.8db設定に変更すると最もバランスよく感じました。

FX502SPROと比較すると、セパレーションや空間表現力が劣りますが、聞き疲れしない音作りです。
それをNFJではアナログ的と表現しているのかもしれません。
FX502SPRO + OP275と比較すると、ボーカルに芯がなく薄っぺらく感じてしまうので、個人的にはFX502SPROを超えることはありませんでした。

アンプのエージングは信じない派ではありますが、もうしばらく使ってみてから最終的な判断をしてみたいとは思いますが、どうしたものだ…。