ラズパイオーディオが楽しそうなので、私も買ってみました。

Raspberry Pi 3 model B+ (RS製)と、I2S DAC SupTronics社のX920

X920は、TI/Burr Brown のPCM5122が載ってます。
基板は極めてシンプルでなかなかきれいに仕上がっております。
出力インタフェースは、RCAと3.5mm。完成品なのではんだ付け等は不要です。

ちなみに姉妹モデルのX900はES9023が載っているので、そっちと悩みましたが、どうもPCM5122のほうがサポートしているアプリが多そうなので、X920にしました。(個人的にはESSのDACの方が好きなんですけどね。)

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ちなみに、このキットにはGeekworm社製アクリルケースもついてきてなかなか良い感じであります。
密閉型じゃないので通気性に問題なし。安っぽくもないので、そのままオーディオラックに置いてもよし。


組み立ては簡単で、ネジで基盤を組み上げていくだけですので、ものの5分で完成です。

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ラズパイの上に、X920(HATボード)をはめて・・・

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ネジを積んでいけば、完成!

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Audio専用ディストリビューションは、とりあえず有名そうなVolumioを選択。
このページに従って、SDカードに焼いてみます。

SDカードを入れて電源をいれ、http://volumio.local/ にアクセス。
(アクセスできないときは、arpコマンドやルーターの管理画面からIPアドレスを調べましょう。)
あとは、言語、DAC、接続先のNAS等の情報を入れたら完了。
ちなみにDACには"ST400 DAC(PCM5122)- Amp"を選択。
ここの情報を参考にしました。)

あとは、WebUIから曲を選択すれば、そのままRCAプラグに接続したアンプから音がでました。
唯一悩んだのは上述のDACの選択項目のみで、他は全くつまずくこともなく、箱を開けてからここまで30分もかかりませんでした。

一聴した感じでは特にノイズもなく脚色のないフラットな出音ですが、モニター的音質なので真空管アンプ等を入れてるのも面白いかも。
なお、X920→SWD-HA10(真空管+クラスDヘッドホンアンプ)→SW-HP20という構成で視聴しました。

恐るべし、ラズパイオーディオ。
ちなみにSupTronics社はなかなかやばい製品ラインを持ってます。次はこれかな?