先日、プライベートでアメリカに行ってきた。
例のごとくBestBuyをぶらついていたところ、激安のPCを発見!
Dell Inspironの11.6インチでAMDのA6-9220eという見慣れないAPUを積んだ謎のモデルが$149.99で売られていたのであった。ストレージがeMMCの32GBと貧弱だが、メモリは4Gだし、Office365パーソナル版の1年間のサブスクリプションもついている。
※現在国内では64GBモデルが売ってます。これなら常用できるかも。
しかし、オンラインでBesyBuyのレビューを確認したみると…。
「遅すぎてストレスが溜まる」
「あまりの遅さに即返品を検討した」
「Windows10だと使い物にならないが、Ubuntu入れたら快適」
「ストレージが少なすぎて、WindowsUpdateすら入らない」
みたいな感じなのだ。
さすがに買うのを躊躇したのだが、この値段だし、AMD贔屓だし、日本で売ってないし(※帰国後、同じモデルが日本でも発売されたことに気がついたが、およそ2倍の金額なので結果オーライ)ということで即購入することにした。
例のごとくBestBuyをぶらついていたところ、激安のPCを発見!
Dell Inspironの11.6インチでAMDのA6-9220eという見慣れないAPUを積んだ謎のモデルが$149.99で売られていたのであった。ストレージがeMMCの32GBと貧弱だが、メモリは4Gだし、Office365パーソナル版の1年間のサブスクリプションもついている。
※現在国内では64GBモデルが売ってます。これなら常用できるかも。
しかし、オンラインでBesyBuyのレビューを確認したみると…。
「遅すぎてストレスが溜まる」
「あまりの遅さに即返品を検討した」
「Windows10だと使い物にならないが、Ubuntu入れたら快適」
「ストレージが少なすぎて、WindowsUpdateすら入らない」
みたいな感じなのだ。
さすがに買うのを躊躇したのだが、この値段だし、AMD贔屓だし、日本で売ってないし(※帰国後、同じモデルが日本でも発売されたことに気がついたが、およそ2倍の金額なので結果オーライ)ということで即購入することにした。
【実機レビュー】
CPU-Zで見てみると、こんな感じである。
このCPU、パフォーマンスは貧弱ではあるが、対応しているインストラクションはインテルcore iシリーズ同様なので、仮想環境、暗号化とかエンコード・デコード時には良さそう。
Radeon R4も3GPUコアしかないが、同レベルのインテルよりは良いと思われる。
(個人的にはゲームはしないので関係ないけど。)
実際に使ってみたところ、確かに異様に遅い…。マウスカーソルが飛ぶくらいの遅さだ。
これはやっちまったか!と思ったが、どうも原因はプリインストールアプリの大量のアップデートのようだった。CPUが2コアしかなく、eMMCはSSDに比べて遅いので、高負荷時のパフォーマンス低下は致し方ないようだ。
ちなみにWindows UpdateやらDellやWindowsの標準アプリの更新で、約2時間、合計4GB近い通信が行われていたのだが、落ち着いたら、十分実用になる速度になった。ふぅ…。
参考までに、Microsoft EdgeブラウザでのOctane2.0のスコアは10510、FirefoxでのSpeedometer2.0のスコアは14.0。
なおストレージがあまりにも少なく、Windowsアップデート後の残容量は5GBくらいしかないので不要なプリインストールアプリを消すべし。ちなみに米国版はマカフィーのセキュリティソフトが入っているが、遅くなるわストレージは食うわでいいことないので真っ先に消した。
【補足: Windows 10 Update 1803について】
Windows 10 Update 1803をインストールを試みましたがなんどかエラーになり、時間の無駄なので抑制することにしました。
このサイトに記載されているMS謹製のツール”Wushowhide”を使えば、Windows 10 Update 1803を非表示にすることができます。
【補足:Linuxについて】
Windows Updateのたびにこんなことやってられんので、Linuxに乗り換える予定です。
ちなみにLinux Kernel 4.15以降でサポートされたようです。
→乗り換えました。詳細はこちら。
【補足:さらにChromebook化しました】
【ハードウェアアップグレードに挑戦】
さてこのモデル、メモリやeMMCの交換は可能であろうか?
ネット上の情報を探してみたがはっきりした情報は見つからない。
そんなわけで、とりあえず分解してみた。
開腹の結果…。
なーい!ストレージがあるべき場所に何もなーい!!!
どうやら、RAMとeMMCは基板に直付であることが判明。
つまりRAMと内蔵ストレージは交換不可であります。
RAMはともかく、ストレージが交換できないのは痛い。
その後、不要なアプリやデータを削除してなんとか7GB程度のフリースペースを確保したが、データ格納用に64GBくらいのMicro SDカードは必須と思われる。(面一になるので、入れっぱなし運用可。)
アプリをSDカードに入れるように設定することもできますので、アプリを入れたい人はできるだけ高速な奴を買うべし。(ちなみに私はこれを使ってます。)
【総評】
ひとことでいえば、現代版ネットブック。
Webブラウジング、オフィス製品が普通に使えて、雑に扱って気にならない下駄ばき的なPCです。
コントラスト低めの安いディスプレイだし、HD動画再生時にたまにカクつくので、動画再生用にはあまりおすすめしません。
なお、32GBモデルはストレージが少なすぎるのである程度の知識がない方にはWindows機としては使いものになりませんが、64GBモデルであればOKだと思います。
デザイン:★★★(シンプルで悪くない。丸っこいエッジも◎)
コストパフォーマンス:★★★★★(激安。日本の値段だと星3つ)
品質:★★★(値段にしては健闘している。タッチパッドのクリック感はいまいち)
モビリティ:★★★★(重さと厚みはそこそこだが、サイズはいい感じ)
拡張性:★(内蔵ストレージとRAMは増設・交換不可)
CPU-Zで見てみると、こんな感じである。
このCPU、パフォーマンスは貧弱ではあるが、対応しているインストラクションはインテルcore iシリーズ同様なので、仮想環境、暗号化とかエンコード・デコード時には良さそう。
Radeon R4も3GPUコアしかないが、同レベルのインテルよりは良いと思われる。
(個人的にはゲームはしないので関係ないけど。)
実際に使ってみたところ、確かに異様に遅い…。マウスカーソルが飛ぶくらいの遅さだ。
これはやっちまったか!と思ったが、どうも原因はプリインストールアプリの大量のアップデートのようだった。CPUが2コアしかなく、eMMCはSSDに比べて遅いので、高負荷時のパフォーマンス低下は致し方ないようだ。
ちなみにWindows UpdateやらDellやWindowsの標準アプリの更新で、約2時間、合計4GB近い通信が行われていたのだが、落ち着いたら、十分実用になる速度になった。ふぅ…。
参考までに、Microsoft EdgeブラウザでのOctane2.0のスコアは10510、FirefoxでのSpeedometer2.0のスコアは14.0。
なおストレージがあまりにも少なく、Windowsアップデート後の残容量は5GBくらいしかないので不要なプリインストールアプリを消すべし。ちなみに米国版はマカフィーのセキュリティソフトが入っているが、遅くなるわストレージは食うわでいいことないので真っ先に消した。
【補足: Windows 10 Update 1803について】
Windows 10 Update 1803をインストールを試みましたがなんどかエラーになり、時間の無駄なので抑制することにしました。
このサイトに記載されているMS謹製のツール”Wushowhide”を使えば、Windows 10 Update 1803を非表示にすることができます。
【補足:Linuxについて】
Windows Updateのたびにこんなことやってられんので、Linuxに乗り換える予定です。
ちなみにLinux Kernel 4.15以降でサポートされたようです。
→乗り換えました。詳細はこちら。
【補足:さらにChromebook化しました】
【ハードウェアアップグレードに挑戦】
さてこのモデル、メモリやeMMCの交換は可能であろうか?
ネット上の情報を探してみたがはっきりした情報は見つからない。
そんなわけで、とりあえず分解してみた。
開腹の結果…。
なーい!ストレージがあるべき場所に何もなーい!!!
どうやら、RAMとeMMCは基板に直付であることが判明。
つまりRAMと内蔵ストレージは交換不可であります。
RAMはともかく、ストレージが交換できないのは痛い。
その後、不要なアプリやデータを削除してなんとか7GB程度のフリースペースを確保したが、データ格納用に64GBくらいのMicro SDカードは必須と思われる。(面一になるので、入れっぱなし運用可。)
アプリをSDカードに入れるように設定することもできますので、アプリを入れたい人はできるだけ高速な奴を買うべし。(ちなみに私はこれを使ってます。)
【総評】
ひとことでいえば、現代版ネットブック。
Webブラウジング、オフィス製品が普通に使えて、雑に扱って気にならない下駄ばき的なPCです。
コントラスト低めの安いディスプレイだし、HD動画再生時にたまにカクつくので、動画再生用にはあまりおすすめしません。
なお、32GBモデルはストレージが少なすぎるのである程度の知識がない方にはWindows機としては使いものになりませんが、64GBモデルであればOKだと思います。
デザイン:★★★(シンプルで悪くない。丸っこいエッジも◎)
コストパフォーマンス:★★★★★(激安。日本の値段だと星3つ)
品質:★★★(値段にしては健闘している。タッチパッドのクリック感はいまいち)
モビリティ:★★★★(重さと厚みはそこそこだが、サイズはいい感じ)
拡張性:★(内蔵ストレージとRAMは増設・交換不可)