コヴァラムビーチの夕焼け

昼間は白人ばかりのコヴァラムビーチだけど、夕暮れの1時間だけはどこからこんなに人がいたんだろう!って驚くくらい、これまで見たことがないくらい大量のインド人が浜辺に集まっていた。

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この夕日の美しさは本当に綺麗。インドの女性のカラフルな衣装とのコントラストはまさに息を飲むような光景でした。
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恐らく宗教上の理由から、裸で泳ぐ習慣がないようで、殆どの人は服のまま水辺で遊んでいます。

あんなに濡れてどうやって帰るのか、ちょっと気になりますが、みな本当に楽しそう。

そして日が沈むと、潮が引くように皆帰ってしまい、また元のように白人と地元の商売人だけになったのでした。

「豊かさ」とは何なのか、思わず考えさせられる時間でした。

 

アーユルヴェーダに挑戦

ケーララ州はアーユルヴェーダの発祥の地らしく、街にはアーユルヴェーダのマッサージサロンみたいなのが沢山ある。自分の泊まっているホテルにもアーユルヴェーダの施設があるので、ちょっと様子を見に行ってみると、最初はマッサージの値段表を見せてくれただけだったのだが、施術の詳細について色々と聞いてみると「ドクターがいるから、ちょっと待ってて。」と言われる。

しばらくすると、本当に医者の資格を持った先生がやってきて、そもそもアーユルヴェーダというのはライフサイエンスという意味で、予防医学なんだということを教えてくれた。なんとなく日本だとスピリチュアルな方に人気なので、ちょっと怪しげな民間療法的マッサージ&解毒療法の一種なんだと思っていました…先生、すみません。

本来は、最低14日間はやらないとひと通りの施術はできないとのことですが、今回はこのホテルに滞在する3日間でできる範囲のマッサージプランを考えてくれることになった。問診、脈診、舌や目を見たりした結果、僕はヴァータが強い体質ということで、食べ物や生活習慣についてかなり細かく指導された。

倫理的な理由で、男性には男性がマッサージをするのだが、褌一丁で施術を受けるのでかなり抵抗感があるものの、オイルマッサージが気持ちよく、特にshirodhara(額から頭に向けてオイルを垂らすやつ)では必ず寝てしまうのであった…。なんか催眠術みたいなんだよね、あのオイルの揺れ具合が。

たった3日の施術なので体質が変わることはないとは思うけど、ドクターの言うことには説得力があるし、インド5千年の歴史の教えにはきっと理があるとおもうので、今後の生活習慣の参考にしようかと思います。

(続く。)