Motorola One Vision 買った(その2)
前回の開封の儀の続き、今回は利用レポートを書きますよ。
[ハードウェア]
外観ですが、裏面もガラスコーティングかつグラデーションなので、安っぽさはありません。
(私が買ったブラウンは、かなり色が暗いため、カバーをつけていると黒にしか見えませんw)
防水・防塵性能はIP52相当と、まあないよりはマシかという程度です。
メーカーから正式に公開されていないのでオンライン上での情報ですが、裏面はGorilla Glassだが、ディスプレイ面は日本電気硝子製のDinorexを利用しているという噂です。強度が気になる方はスクリーンプロテクターを買ったほうがよいかもしれません。(PDF工房さんから出てます。)
SoCは滅多にお目にかかることはないExynos 9609ですが、CPU-ZではなぜかExynos 9610と認識されています。(実測クロックはExynos 9610のGalaxy A50と異なり100MHzほど低いので、やはり搭載されているものは9609で間違いなさそうです。)


ベンチマーク的にはSnapdragon 660とほぼ同様のいわゆるミドルレンジですね。
体感ではゲームとかをしなければSnapdragon 835のEssential PH-1と違いはありません。
21:9の縦長のディスプレイは、横幅が狭いために持ちやすく、非常に使い勝手が良いです。
大きさのイメージとしては、横幅はiPhone8で、長さはiPhone8 Plusという感じです。
IPSですので特筆すべきものではないですが、解像度(431dpi)も高く、反応速度も悪くありません。
色温度は高めで白の発色は若干青みがかかっていますが、気になるほどではありません。
ただしデフォルトの発色はかなり強調されており、有機ELを意識しているようなチューニングです。なおディスプレイのカラー設定がデフォルトでビビッドになっており、これを「ブースト」あるいは「自然」に変更することで抑えることは可能です。
個人的に最重要視していたカメラですが、48MP、f1.7、OIS(光学式手ブレ補正)のユニットですが、実際の出力(解像度)は12MPとなります。どうやらこいつに使われているSamsung GM1というCMOSセンサーは、SonyのIMX586のように真の48MPの解像度が出るわけではなく、4つで1組みのセンサーを使うことで光量を稼ぐというもののようです。
つまり、48MP分のセンサーはあるものの、実質的な解像度は12MPなのでちょっと誇大宣伝あるいは事実誤認を招くものかもしれませんので要注意。そもそもExynos9609は最大24MPまでしか対応していないので48MPを直接処理できないんですよね。(こういう面倒な説明が必要なデバイスは、日本やアメリカみたいな顧客がうるさい国では売れないだろうなぁ。)
とはいえ、解像度は兎も角、明るいレンズと48MP相当のセンサー数の威力で暗所での撮影ではこれまで使用してきたスマホのカメラではベストでした。またポートレートモード専用のデプスカメラが付いているので、ポートレートモードも自然な仕上がりでソフトウェアのみで処理をしているシングルカメラとは明確な差があります。
上面インタフェイスは、3.5mmオーディオジャックが健在です。
下面インタフェイスは、充電・データ転送用のUSB-Cポートがあります。
なお、付属品の充電器ではなくても、手持ちのQC2.0/3.0充電器や、USB-PDの充電器を利用してもTurboPower表示がでて急速充電(5V 3A)ができました。
なお、本機はいわゆるDSDSで、SIMスロット2はMicroSDカードと共有というよくあるタイプで、対応バンド(XT1970-1)は
[ハードウェア]
外観ですが、裏面もガラスコーティングかつグラデーションなので、安っぽさはありません。
(私が買ったブラウンは、かなり色が暗いため、カバーをつけていると黒にしか見えませんw)
防水・防塵性能はIP52相当と、まあないよりはマシかという程度です。
メーカーから正式に公開されていないのでオンライン上での情報ですが、裏面はGorilla Glassだが、ディスプレイ面は日本電気硝子製のDinorexを利用しているという噂です。強度が気になる方はスクリーンプロテクターを買ったほうがよいかもしれません。(PDF工房さんから出てます。)
SoCは滅多にお目にかかることはないExynos 9609ですが、CPU-ZではなぜかExynos 9610と認識されています。(実測クロックはExynos 9610のGalaxy A50と異なり100MHzほど低いので、やはり搭載されているものは9609で間違いなさそうです。)


ベンチマーク的にはSnapdragon 660とほぼ同様のいわゆるミドルレンジですね。
体感ではゲームとかをしなければSnapdragon 835のEssential PH-1と違いはありません。
21:9の縦長のディスプレイは、横幅が狭いために持ちやすく、非常に使い勝手が良いです。
大きさのイメージとしては、横幅はiPhone8で、長さはiPhone8 Plusという感じです。
IPSですので特筆すべきものではないですが、解像度(431dpi)も高く、反応速度も悪くありません。
色温度は高めで白の発色は若干青みがかかっていますが、気になるほどではありません。
ただしデフォルトの発色はかなり強調されており、有機ELを意識しているようなチューニングです。なおディスプレイのカラー設定がデフォルトでビビッドになっており、これを「ブースト」あるいは「自然」に変更することで抑えることは可能です。
個人的に最重要視していたカメラですが、48MP、f1.7、OIS(光学式手ブレ補正)のユニットですが、実際の出力(解像度)は12MPとなります。どうやらこいつに使われているSamsung GM1というCMOSセンサーは、SonyのIMX586のように真の48MPの解像度が出るわけではなく、4つで1組みのセンサーを使うことで光量を稼ぐというもののようです。
つまり、48MP分のセンサーはあるものの、実質的な解像度は12MPなのでちょっと誇大宣伝あるいは事実誤認を招くものかもしれませんので要注意。そもそもExynos9609は最大24MPまでしか対応していないので48MPを直接処理できないんですよね。(こういう面倒な説明が必要なデバイスは、日本やアメリカみたいな顧客がうるさい国では売れないだろうなぁ。)
とはいえ、解像度は兎も角、明るいレンズと48MP相当のセンサー数の威力で暗所での撮影ではこれまで使用してきたスマホのカメラではベストでした。またポートレートモード専用のデプスカメラが付いているので、ポートレートモードも自然な仕上がりでソフトウェアのみで処理をしているシングルカメラとは明確な差があります。
上面インタフェイスは、3.5mmオーディオジャックが健在です。
下面インタフェイスは、充電・データ転送用のUSB-Cポートがあります。
なお、付属品の充電器ではなくても、手持ちのQC2.0/3.0充電器や、USB-PDの充電器を利用してもTurboPower表示がでて急速充電(5V 3A)ができました。
なお、本機はいわゆるDSDSで、SIMスロット2はMicroSDカードと共有というよくあるタイプで、対応バンド(XT1970-1)は
- 2G: GSM band 2/3/5/8
- 3G: WCDMA band 1/2/4/5/8
- 4G: LTE band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/28/66
と、北米・南米および東南アジア圏で使われるバンドを一通りカバーしております。